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熊本のうた-『短歌でめぐる九州・沖縄』
- momosaran
- 2018年3月12日
- 読了時間: 1分
本日は4回目。
『短歌でめぐる九州・沖縄』( 桜川冴子著 書肆侃々房 2017年10月刊行 )から
収録歌をご紹介するシリーズです。
熊本県を詠んだ現代短歌は十七首掲載されています。
天草
わだつみをほういと飛んでまた一つほういと飛魚(あご)の飛ぶよ天草
高野公彦
水俣
空洞となりたる花の万の眼が映す水俣の空の青さよ
桜川冴子
一首目。
熊本に長く暮らした石田比呂志にも比喩が印象的な飛魚のうたがありますが
高野公彦さんの飛魚のうたはオノマトペとリフレインによって
情景が見えて、かつ、リズミカルです。
二首目。
桜川さんは熊本県・水俣のご出身。
郷里に寄せる深い思いです。
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