長崎のうた-『短歌でめぐる九州・沖縄』
- momosaran
- 2018年3月19日
- 読了時間: 1分
『短歌でめぐる九州・沖縄』(桜川冴子著 書肆侃々房 2017年10月)より。
本日は長崎県を詠んだ現代短歌二首を。
五島列島
弾圧のむごき世つひに何もせずまなこ朽ちゆくマリア観音
米川千嘉子
戦没者追悼式典
一分ときめてぬか俯す黙禱の「終り」といへばみな終るなり
竹山 広
私は学生時代の二年間を長崎市で過ごしました。
寮には、奄美大島、鹿児島市、宮崎、熊本、佐賀、福岡、広島などから
進学した学生たちが暮らしていました。
一方で、諫早、大村、佐世保など長崎県内からの入寮者も
少なくありませんでした。
五島から来ている子たちもいました。
私の最初のルームメイト三人の出身地は
鹿児島県、長崎県諫早市、そして五島でした。
寮のクリスマス会では、最後にみなで「長崎の鐘」を歌いました。
Comments