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『馬場あき子 新百歌』(歌林の会)


「かりん」創刊40周年記念行事のひとつとして

『馬場あき子 新百歌』が出版されました。

(歌林の会・編著 NHK出版 2018年5月20日発行)

「かりん」20周年の折には、『馬場あき子百歌』(三一書房)が刊行されています。

馬場あき子先生の作品百首を「かりん」の百人がひとり一首ずつ鑑賞したものです。

『馬場あき子 新百歌』はそれ以降の歌集、

つまり『青い夜のことば』(1995年)から『渾沌の鬱』(2016年)までの10冊より110首を選び、

「かりん」の歌人110人が鑑賞文を書いています。

表紙の装画も5月にふさわしく新緑のイラストがさわやかです。

私は先日(5月下旬)の「かりん」40周年記念大会出席のため上京した折に手にして

帰途に読みました。

私も、110首のうちの1首を担当しています。

私が執筆を担当したのは、歌集『鶴かへらず』の中の次の作品です。

本書の168~169頁に掲載されております。

 すみませんといふ呼びかけの言葉ありへんだと思へどやはりすみません

 馬場あき子


 
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