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第20回かりん力作賞


「かりん」9月号ではかりん賞と並んで

今年度のかりん力作賞も発表されています。

受賞は

細井誠治さんの「耀ふは良し」(三十首)と

増田啓子さんの「冬のカナリア」(三十首)です。

おめでとう存じます。

おふたかたとお話をしたことはないのですが

3年前から「かりん」誌で前月号作品鑑賞の執筆担当の一人となっている関係で

(当初Ⅱ欄を担当→のち1A欄)

細井誠治さんの作品は毎月のように拝読してきました。

かりん賞とかりん力作賞は

1年間に「かりん」に掲載された自作から30首を選んで構成し、

タイトルをつけて応募するものです。

細田さんの今回の受賞作の中に

私が「前月号作品鑑賞」で取り上げたうたも入っていました。

なんとなく嬉しい(=^∸^=)

それが次のうたです。

 パンダ舎の方(かた)より上がる歓声にぢつと手を見る師走のゴリラ

 細井誠治


 
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