「ちっちゃな世界」知花くららさんが登場
朝日新聞(2018.9.4付)オピニオン面のリレーオピニオン「ちっちゃな世界」1⃣で
知花くららさん(モデル・女優)が短歌について語っています。
(聞き手・磯貝秀俊さん)
短歌を始めたきっかけや
国連世界食糧計画(WFP)日本大使として世界各国を訪れた際に詠んだうたのこと。
記事の初めには
「感じたことを『31文字』という小さな世界に凝縮させる。
そこが短歌のおもしろさです。」
とあり、
記事の終わり近くでは
「なぜこんなに短歌に魅力を感じるのかと言えば、
短歌は詠みたい心情や瞬間を全部詰め込まずにそぎ落とし、
それでも伝わるように言葉を選んでいく。
その言葉選びがとても難しく、そして面白いからです。
また、読み手がどう受け取るか、
相手に委ねるというところも魅力のひとつです。」
とあります。
リレーオピニオンの「ちっちゃな世界」というテーマに短歌が取り上げられたのは
記事の最初にあるように
31音という短い詩型だからでしょうね。
それを理解しつつ、
そして、
知花さんがお話しになったということばに頷きつつ、
私自身は、
短歌は大きな広がりをもつ世界だというふうにも感じます。