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歌会始のお話✨第24回いいづか短歌サロン

今年初めての「いいづか短歌サロン」は昨日おこないました。

テーマは、新年にちなんで「千のうた・百のうた」。

千はおめでたいイメージをもっていますね。

「鶴は千年、亀は万年」などと申します。

また、人生100年時代といわれる中で

メンバーのみなさまの健康長寿を願って選んだテーマです。

・・・が!

サロン前半の秀歌鑑賞は、

「千のうた」のみ、「百のうた」は次の機会にまわしました。

ご紹介・鑑賞したうたの数も、いつもの半分の三首。

なぜかというと、そうして空けた時間を使って、

短歌サロンに当初から参加なさっているメンバーであり、

今年、令和初の歌会始に入選なさった石井信男さんの入選歌を

(みなさま歌会始生中継や報道ですでにご存じですが)改めてご紹介し、

私の評を述べました。

そして・・・!

石井さんに、ご入選歌や歌会始当日のことについてお話しいただきました。

石井さんはいくつか資料も準備してくださって

12月に受けたご入選通知から当日のようすまで、

お話しになれる範囲で丁寧に教えてくださいました。

歌会始の儀が終わったあと、

天皇陛下と雅子さまにお会いになった際、

両陛下とどのような会話を交わされたかということも。

メンバーのみなさまは石井さまから歌会始のお話をお聞きするのを

楽しみにしていらっしゃいました。

たいへん貴重なお話をうかがえたので、

みなさま喜んでいらっしゃいました。

サロンの冒頭には、自然発生的に

石井さんへの拍手が起こりました。

そうしたお祝いの気持ちとして

いいづか短歌サロンより石井さんへ

ピンクの胡蝶蘭をお贈りして、

石井さんとそのお花をかこみ、記念撮影をしました。

今年初めての短歌サロンが

おめでたい、喜ばしいできごとでスタートできたことに感謝いたします。

サロン後半は歌会スタイルで

メンバーのみなさまの詠草(自作短歌)を読み合いました。

(この場合の「読む」とは、批評・鑑賞・感想の意味合いです)

さて、今回の呈茶とお花とお香についても、簡単に記しておきますね。

✤呈茶

 お茶は、お抹茶(日本)、後半にトラジ茶(韓国)

 お菓子は「すくのかめ」(さかえや)と、

 菓子盆に別の菓子やキャンディを盛って。

 菓子皿は、本日のテーマにちなんで、鶴の図柄です♪

✤生け花

 床の間に、黄菊や南天と枝ものを合わせた、お正月らしい生け花。

 梅の蕾の一枝を生けた一輪挿しも。

 さらに、テーブルの上には、蘭と南天を合わせた一輪挿しが。

✤お香

 松栄堂(京都)の印香「姫の香」の4種のうち、「冬の朝」を。

 
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