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「かりん」1月号-歌よみにとっては

「かりん」1月号は年末の28日に届きました。


封筒を開けたとたん、オッ!


そうだった、1月号だから表紙が新しくなるんだった。


例年はどんな表紙になるのかも1月号を待つ楽しみのひとつだったのに、


今年はやっぱり余裕がないってことかな、


表紙のことは見てから気づきました。




さて、月詠にはタイトルをつけてもよいのですが


私はほとんどつけずに出しています。


けれど、今月号の作品にはめずらしくタイトルをつけて出しました。


そのタイトルは


「やー!」。


タイトルに関係ある2首をご紹介しますね。




やー!と立ちやー!と座りぬ秋晴れの運動会の小学生たち




福岡に独自のものとは知らないで「やー!」は体育のわれらの掛け声





それから、今月号では「前月号作品鑑賞(坂井欄)」と「前月号の10首(坂井欄)」


の両方で私のうたを取りあげてくださっています。


ありがとう存じます。


励みになります。




・「前月号作品鑑賞(坂井欄)」  執筆:平林静代さん



 くちびるの動かし方を忘れても困らないほど人に会わない


 キム・英子・ヨンジャ



・前月号の10首(坂井欄)  選:日高堯子さん



  私ってどんな人間だったっけ誰にも会わねばわたしが揺れる


  キム・英子・ヨンジャ




そして、今月号でもっとも心に残ったのは


馬場あき子先生の「後記」です。


後記はたいへん短い欄ですが


そこに書かれた


「歌よみにとっては・・・」


のおことばにジンんときました。







 

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