「かりん」5月号—モダイオラス
<2022年5月6日>
今月号は4月29日に届きました。
「かりん」誌では例年5月号と11月号に特集が組まれます。
これは「かりん」の創刊が5月であったことと
関わりがあるのだろうと思います。
時評のページや歌集紹介のページなど
執筆担当が1年間であるものは
5月号から新しい執筆者になります。
いわば、5月は「かりん」にとってのお正月みたいなものですね。
さて、今年のその5月号の特集は「馬場あき子の世界」。
33ページにわたる大特集です。
昨年秋の『馬場あき子全歌集』(角川書店)の出版を機に、
さらに新しい視点や深い考察を示すことをめざして
特集を組むことにしたと特集の冒頭にあります。
まず、梅内美華子さん、渡辺松男さんをはじめとした7名が評論を、
次に草田照子さんをはじめ8名が1首鑑賞を執筆してあります。
仕事が一段落したらじっくり読みたいと思います。
私のうたは「モダイオラス」と題した7首が掲載されています。
その冒頭の1首をご紹介しますね。
舌先でモダイオラスをマッサージしつつ始める話さぬ一日
キム・英子・ヨンジャ
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