「かりん」3月号-山花集*15
- momosaran
- 2024年3月12日
- 読了時間: 2分
<2024年3月12日>
「かりん」今月号は昨日11日に届きました。
2月からクロネコヤマトの配送システムが変わるために
これまでよりも到着が遅れることになると
2月号でお知らせがありました。
これまではコロナ禍以降も
ほとんど毎月1日~10日の間に届いていたのですが
(編集や校正のみなさま、配送のみなさま、ありがとう存じます)、
今回からは私の住む地域では
10日を過ぎてからの到着になるのかもしれません。
さて、巻頭の「さくやこの花」(馬場あき子先生執筆)は第158回。
次の1首を取り上げておられます。
マンホールの蓋に一筋青草の落ちゐて春の雨を吸ひをり
未刊歌集
(「さくやこの花」は「かりん」のHPに順次アップされます)
今月号の馬場先生の作品7首に
「最後の辰の年」というフレーズが詠まれているのが心に残りました。
冒頭の2首をご紹介いたします。
決定的にはかどるものは何もなしわれに最後の辰年がくる
気がつけばわれの最後の辰の年うら若く死にし母を思ふも
私のうたは「井華水(チョンファス)」7首が山花集に掲載されました。
山花集は本欄からの特選欄です。
2018年5月に新設されました。
本欄は申すまでもなくベテランのかたがほとんどなので、
いつも掲載されるということにはなかなか遠く、
今回で15回目です。
前回掲載された1月号は大晦日の夕方に届いて、
年越しの準備に疲れていたのが、
山花集掲載が力になってまたがんばれました(=^∸^=)
今回もたいへん励みになります。ありがとう存じます。
では、その7首から冒頭の2首を記します。
毎日の朝一番に汲む水の井華水(チョンファス)ワイングラスにそそぐ
井華水は浄化の力もつという父母にそなえて今年がはじまる
*浄化(チョンファ)
キム・英子・ヨンジャ
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