『馬場あき子全歌集』
<2012年10月3日>
おとといのブログに書いたように、
きのう2日(土)から普通通郵は土曜日には配達されないということで
さびしい土曜日になるはずでした。
確かに赤いバイクの音は聞こえませんでした。
けれど、朝9時過ぎに玄関のチャイムが鳴りました。
宅急便です。
届いたのは。8月の終わりに予約したもの。
『馬場あき子全歌集』です!
(角川書店 2021年9月30日発行 9,000円+税)
箱入りの2冊組になっていて
これまでの全27歌集の約1万首が3段組みで1冊に!
もう1冊には各歌集の解題・年譜・索引(上句・下句)となっていて
これまでの主な馬場あき子論まで収められています。
朝受け取ったのですが
実際に箱から出したのは
1日のするべきことがおおかた落ち着いた夜。
何せ膨大なうたの海なので
大げさに言うと これから覚悟を持ってじっくり読み進める。
だから今日はまず少し見てみようと思ったのですが
1度ページを繰ってしまうと止まらなくなって
1時間40分の間 読み続けてしまいました。
全歌集収録のほうの1冊には
赤ちゃんの頃(目が大きくてかわいい!)や岩田正先生との結婚写真など
貴重な写真も載っています。
年譜も詳しくて
これだけのものをまとめられるのは
馬場先生をはじめまわりのかたがたも
たいへん多くの時間を費やされたことと
そのことにも思いをいたしております。
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