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【イベント】「推し!私の好きな1首はこれだ!」

<2024年5月31日>


主宰している「いいづか短歌サロン」は今月で満7周年を迎えました。


リラックスした雰囲気で本格的な呈茶を楽しみ、


短歌を味わうサロンとして


2017年に飯塚市の文化発信の中心、


イヅカコスモスコモンの和室(茶室)でスタートしました。


第1回のご参加は3名(事前申し込みは4名)でしたが


ありがたいことに少しずつお仲間が増えていきました。


特に思い出すのは2020(令和2)年1月のことです。


いいづか短歌サロンに当初から参加なさっていたかたが


令和初の歌会始儀の入選10名に選ばれて


皇居での儀式に参加なさって戻ってこられたばかり。


テレビの生中継は拝見していましたが


ご本人からも当日のようすをいろいろとうかがい、


お祝いとしてお仲間とともに胡蝶蘭の鉢植えを贈りました。


「令和」の由来は万葉集、


そして筑豊ゆかりの山上憶良につながるものであり


良い年になりそうな明るい気分で過ごした1月でした。


2月には太宰府市で「令和」の発案者とされる中西進先生を招いての


講演がおこなわれると発表されていました。


その日は当サロンの開催日ですが正午過ぎに終わるので


午後2時からの講演会にかけつけるつもりでした。


ところが数日前に講演会は中止になります。


新型コロナウイルス感染症への対応でした。


このすぐ後からコロナ禍の影響は深刻になってゆき、


3月のいいづか短歌サロンは中止。


以後、3年間にわたってほとんどの回を紙上開催に切り替えました。


感染状況が落ち着いた時期には会場開催としましたが


それも年に1回程度しかできなかったのに


(感染拡大予防のためお呈茶はおこなえず)


それでも参加し続けてくださったかたがたがおられます。


そして、その状態でも新たにお仲間に加わってくださったかたも。


そのみなさまのおかげで7周年を迎えることができました。


飯塚に灯った短歌の小さな灯が消えずにすんだことを


深く感謝しております。


昨年からは基本的に会場開催に戻して


迎えた7周年の記念として企画した


「推し!私の好きな1首はこれだ!」。


おもに近現代の短歌の中から好きな1首を選び、


どんなところが好きかをプレゼンしていただく企画です。


専門的な解釈や分析は不要で


どこに惹かれるか、どんな時に出会ったのかなど


大切な1首についてお話しいただくものです。


当日の進行は次のとおりですー。




✿プレゼン


いつもは口の字型に並べている机を今回はスクール形式にして


おひとりずつ前に出てお話しいただきました。


中には推しの1首のレジュメを準備してきて配布されたかたも!


おひとり5分以内という短さながら


人生を振り返る1首や


短歌を始める原点になった1首など


あまりお聴きすることのなかったお話が聴けました。



✿ 投 票


みなさまには推しの1首の一覧をレジュメとしてお配りしています。


それぞれには便宜的に番号をふりました。


推しの1首そのものにプレゼンの内容も加味して2首を選び


お配りしたカードに無記名で番号を書き入れていただきました。



✿ 開 票 


お手伝いのかたがカードの番号を読み上げ、


ホワイトボード上に書き並べた番号に


私が小さなピンクの薔薇のマグネット🌺をつけていきました。


結果は、ほぼすべての「推しの1首」に票が入ったんです!


名歌ぞろいであったのもさることながら


みなさまのお話(プレゼン)が


心を動かすものばかりだったからではないかと思います。


最高得点は同点で3首が並びました✨



✿プレゼント


事前にお知らせしなかったのですが


最高得点のかたに私から小さなプレゼントを用意していました。


(ささやかなので賞品とは言わないでおきます(=^∸^=))


ところが、3名のかたが同点で並ぶとは思いもよらず…。


いたしかたなくジャンケンでこの日最も運のいいかたを決めて


そのかたにお贈りしましたー🌷



✿短いお話 


それぞれの推しの1首にまつわるお話やその作者のエピソードを


私から少しお話ししました。






これまで周年企画は毎年違うことをおこなってきました。


今回の企画はご参加のかたがたにも好評でしたし


来年以降第2回をおこなうのもよいかもと思っています。


ご参加くださったみなさま、ありがとうございます♪










 

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