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おかげさまで4周年!

今月の<紙上>いいづか短歌サロン(第38回)は5月31日付の発行ですが


22日に投函したので昨日(27日)までにはご参加のみなさまのお手元に届いたかと存じます。


いいづか短歌サロンは、今月で満4周年を迎えました。


ご参加くださったかたがた、ご協力くださったかたがたのおかげです。


ほんとうにありがとうございます。


4年前(2017年)の第1回のご参加は3名でした。


4名のお申し込みがあり、事前にそのかたがたに詠草集も郵送して


おもてなしの本格的なお呈茶も4名+予備の数名分を準備して。


でも、当日の朝におひとりからキャンセルのメールが届き、


結局3名での船出となりました。


それでも、毎日新聞筑豊総局から取材に来てくださったり


初回にあたって私が与謝野晶子の詩「五月礼賛」を朗読するなど


あたたかな雰囲気で楽しく始めるこことができました。


最初の頃は2か月に1回開催していたのですが


ご参加のかたからの要望もあり、


途中から毎月開くようになりました。


3名から始めたサロン、少しずつではありますがご参加のかたが増え、


最も多い回は12名だったかな(定員は10名)。


満1周年と2周年の際には感謝のランチ会を開きました。


3周年の記念には これまでとは違う趣向を、と考えていた矢先の


昨年早春からのコロナ禍。


3月はやむなく休講としましたけれど


4月からは紙上開催に切り替えました。


切り替えてもほとんどのかたが離れていかずに続けてくださったことに


どれだけ勇気づけられたかわかりません。


筑豊にともった短歌の小さな灯を消したくない、という一心でした。


紙上開催に切り替えたばかりの昨年5月は


3周年の記念企画は何もできなかったのですが


今年は紙上開催を逆に活用して


かたちに残る4周年記念を企画しました。


それは、「1首選」。


ご参加のみなさまのこの1年間の詠草から


私がこの1首!と思うものを選んで紙上サロンに掲載しました(=^∸^=)



今回は他に、


筑紫歌壇贈賞式およびシンポジウムのご案内もしました。


(事前に募集される短歌の応募用紙つき)


それから


メンバーのおひとりから他のみなさまへお送りしてほしいと


美しいカラーの短歌作品集が届きましたので


そちらも同封しました。


4周年を祝う気持ちをこめて、


今回の紙上短歌サロンを綴じたリボンの色はシャンパンゴールド♪


郵送の切手は


今回のテーマ「道のうた」にちなんで


童謡シリーズから「この道」(北原白秋:作詞 、山田耕筰:作曲)を選びました。


(そのかたの詠草にちなんだ切手でお送りしたかたもあります)



では、結びに


今回ご紹介・解説した「道のうた」から1首を記します。




 あかあかと一本の道とほりたりたまきはる我が命なりけり


 斎藤茂吉




このうたが詠まれた背景を思うと


結句の「命なりけり」がさらに胸に迫ります。





 

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