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岡井隆さんをしのぶ会

本日14時から、昨年7月に亡くなった岡井隆さんをしのぶ会が開かれました。


未来短歌会主催の「岡井隆をしのぶ会」は


東京ステーションホテルを会場に開催される予定でしたが


東京への緊急事態宣言が延長されたため


オンラインでの生配信に変更されたものです。


YouTubeで同会場からのライブ配信とし


アーカイブでも残すことが事前に告知されていたので


本日14時から視聴しなくても後からでも観られることはわかっていたのですが


どうせならその時間にともに追悼したいと思い


13時55分から待機しました。


その時は視聴人数が130人余りと表示されましたが


開始直後に330人余りとなり


終了直後は800人台となっていました。


現在(20時30分)は1200人に近づいています。


未来短歌会のかたがたは


編集・発行人であった岡井隆さんをしのぶ場が


リモートでしかもてない状況に無念の思いもおありだろうと拝察します。


(「かりん」の岩田正先生が2017年に急逝された時のことを思い出しました)


他方、オンラインでの開催の長所は


言うまでもなく日本全国から、いえ世界全国から視聴して


ともに悼むことがことができる点ですね。


閉会の辞で触れられていましたが


歌人のしのぶ会としてはおそらく初のオンライン開催だろうとのことです。


司会は笹公人さん。


開会の辞は「未来」選者の佐伯裕子さん。


同じく「未来」の加藤治郎さんと道浦母都子さんより追悼のお言葉がありました。


それから、現在の「未来」編集・発行人の大辻隆弘さんと「塔」の永田和宏さんとの対談。


「未来」選者(池田はるみさん・黒木三千代さん・笹公人さん)の座談会。


バーチャル献花の時間もあり、


閉会の辞は池田はるみさんが述べられました。


会場からのライブ配信と収録の動画を組み合わせて


「未来」のかたがたの思いの詰まった2時間でした。


みなさんが口々に語られた「岡井さんの後ろ姿」が印象的でした。


岡井さんといえば、


私の手元にある『私の戦後短歌史』(岡井隆・著 小高賢・聞き手)は


「かりん」の小高賢さんから直接送っていただいたものです。


年下の小高さんのほうが先に亡くなってしまいましたが


今ごろはまたお二人でお話しなさっているでしょうか。



 

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