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第39回いいづか短歌サロン-傘のうた

2021年6月(第39回)のいいづか短歌サロン(紙上開催)は6月30日付で発行しました。


実際に投函したのは6月23日くらいですから


ご参加のみなさますべてのお手元に届いているかと思います。


現在。筑豊地方(福岡県)では新型コロナウイルスの新規陽性者数が落ち着いていて


6月11日以降は毎日の陽性確認者数は0~3名です。


現在の時点から見れば


6月は紙上開催でなく会場で開くこともできたのではと思いますが


そうすると1か月以上前にそう決めておかねばならず


1か月前は3度目の緊急事態宣言の最中でした。


1か月後にどのような感染状況になっているかわからないのが悩ましいところです(><)


ほんとうは以前のように集っておこなえたら一番いいのですけれど


今は我慢。


状況をみながら検討していきます。


さて、今回のテーマは梅雨にちなんで「傘のうた」でした。


(ご参加のみなさまの詠草のテーマは自由です)


詠草のうち4割はテーマに合わせて傘を詠んでおられます。


借りた傘、


骨の折れたビニール傘、


幼い子どもたちの傘、など。


今回もご参加のお一人からみなさまへ届いたものがありましたので同封しました。


もうひとつ同封したのは、大伴家持大賞のチラシです。


万葉集の主な編者とされる大伴家持が因幡国へ国守として赴任した縁から


鳥取市で毎年募集されているもので


今回で第27回を迎えるのだとか。


全13枚の<紙上>短歌サロンを綴じたのは


雨や、紫陽花のイメージから水色のリボンです(とてもアナログ)


郵送の切手は


紫陽花や、


みなさまそれぞれのご詠草に合わせて


ワンコや、遊ぶ子どもたちや、東山魁夷の日本画など。


ご参加のかたから


その切手にほっこりとしたとメールが届いて


私もうれしくなりましたー♪



では最後に、今回ご紹介、鑑賞した秀歌から1首を。




 歌といふ傘をかかげてはなやかに今わたりゆく橋の数数


                            岡井 隆




岡井さんは昨年7月10日に亡くなりました。


6月5日のブログに書いたように


未来短歌会による岡井隆さんをしのぶ会がその日にライブで生配信されましたが


岡井さん直筆の色紙も何枚か会場に飾られていて


そのうちの1枚がこの1首をお書きになったものでした。




                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                               

 

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