雪のうた-桂川の短歌会
全国的な寒波の中、うちのあたりも雪が積もっています。
今は2~3センチくらいですが、明日はもっと降りそう。
明日の筑豊の予想最低気温は、マイナス3~4度。
予想されている最高気温は0~1度です。
この年末年始は風邪が抜けないこともあり
以前のように湯たんぽを使い始めました。
今夜も湯たんぽ、しっかり準備しました。
これでおふとんの中を温めておけば、
床についたとたんに眠れますー。
ところで、今年から桂川の短歌会の指導を引き受けることになりました。
桂川町(けいせんまち)は飯塚市のお隣です。
こちらの短歌会は、会としてはもう40年ほども続いているのだそうです。
昨年の秋に指導のご依頼があったものです。
そこで、コロナ禍がおさまるまでは通信講座でおこなうことにして
昨日がその第1回目でした。
私は通信講座で関わりますが
短歌会のみなさんは月に2回集まっていらして
1回は歌会、1回は勉強会をなさっているとのこと。
昨日が今年初めての歌会で
私の通信講座第1回目でもありました。
まず、季節やトピックにちなんだ秀歌鑑賞をおこない、
技法なども同時に学ぶ。
その後に詠草の講評と添削をおこないます。
(添削は同会よりのご要望によります)
第1回目の秀歌鑑賞は「雪のうた」。
万葉集の掉尾の大伴家持のうた
新(あらた)しき年の始めの初春の今日降る雪のいや重(し)け吉事(よごと)
にちなみました。
鑑賞した3首の雪のうたのうち、1首をご紹介いたしますね。
一度だけ雪が降ったという記憶島の古老の夢かもしれぬ
松村由利子
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