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歌人も24時間

  • momosaran
  • 2021年1月18日
  • 読了時間: 2分

何年か前に福岡県立美術館で「ベルサイユのばら展」が開催されまして。


週刊マーガレットに連載された当時にリアルタイムで読んでいた私は


ええ、足を運びましたとも。


当時勤めていた事務所に代休をいただいて


初日に足を運びました。


その日にはオープニング企画として


作者の池田理代子さんの講演会も近くの会館でおこなわれたのです。


わたくし?


もちろんまいりましたわー。


(ベルサイユ宮殿の貴族の夫人たちの感じで)


その講演で印象に残ったのは


「漫画家は24時間営業」というフレーズ。


池田理代子さんいわく


他の人から見たらボーっとしているように見えても


頭の中ではいつも漫画のことを考えている、と。


この頃、思うのです。


歌人も24時間営業だなあと。


(漫画家や歌人に限らず


何かを創り出す仕事はそういうものなのかもしれません)


事務所の仕事を離れて短歌を仕事としてから


年末年始の3日間以外は毎日


仕事か仕事に関することをしていました。


いつだったか、


今日は仕事はお休みにして


好きなことをしようと決めた日がありました。


それで、何をしたかというと


歌集を読み、


短歌に関することをインターネットで調べ、


ほかの歌人のかたのブログを読んでいました(=^∸^=)


ところで、第34回<紙上>いいづか短歌サロンは


今月20日(水)が詠草の締切日ですので


ぼちぼち詠草が届き始めました。


それから、桂川短歌会の詠草集は今日届きました。


すると、各詠草を目にした瞬間から


それをどのようにすればさらに良いうたになるかを考え始めます。


読んだ瞬間に、あ、この一首はここを・・・と頭に浮かびますが


それをさらに深めたり


他の表現方法を考えたり


辞書で意味を再確認したり


また、それを伝える講評を考え始めます。


夜、おふとんに入った時。


夜中に目が覚めた時。


朝、おふとんの中でボーっとしている時。


台所に立っている時。


そう、まさに誰かが見たら


ボーっとしていたり


ただ家事をしていたりしている時でも


ハッと気がつくと


詠草のことを考えているのです。


特に、現在は<紙上短歌サロン>や<通信指導>としているので


講評は口で伝えるのではなく文章にしなければなりません。


なので、講評での伝え方(どのように書けばもっともわかりやすく、誤解なく伝わるか)も


知らず知らずに絶えず考えています。


桂川短歌会では添削をしなければなりません。


ほかのかたの作品を添削するのは


ある意味でおそれもともないますが


どのようにすればこの一首がさらに輝くかと考え始めると夢中になります。


歌人も24時間営業。














 
 
 

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