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第36回〈紙上〉いいづか短歌サロン

  • momosaran
  • 2021年3月30日
  • 読了時間: 2分

今月(第36回)のいいづか短歌サロン〈紙上開催〉は3月31日付の発行ですが


23日ごろに投函したので


今日(30日)の時点でご参加のみなさまには到着していることと思います。


ちょうど1年前、昨年の3月は新型コロナウイルス感染症の拡大により


イイヅカコスモスコモンで開催予定だった短歌サロンを中止しました。


そして翌月の4月から紙上開催に切り替えたので


今回で紙上短歌サロンは丸1年になりました。


その間、感染状況が落ち着いていた11月には会場で開催しましたが


その月以外はすべて紙上開催。


それでもご参加を続けてくださっているみなさま、


そして12月から新しくご参加くださっているうたのお仲間に


心より感謝いたします。



さて、今回の秀歌鑑賞のテーマは「窓のうた」。


コロナ禍でうちにこもっている時間が増えた私たちと外をつないでくれる窓。


換気のために窓を開閉する機会も増えましたね。


そうしたことから選んだテーマです。


ご参加のみなさまの詠草(テーマは自由)の中にも


窓のうたが幾首かありました。


ステンドグラスの窓、


バスの窓から見る桜、


など。


秀歌鑑賞の作品は


フランス・シャルトル大聖堂の薔薇窓を詠った葛原妙子のうたを筆頭に


北海道の冬の窓、


新宿の高層ビルの窓の清掃、


陽ざしが明るく入りこむ窓、


のうたなどをご紹介、解説しました。


その中から


上の句の激しさが印象的な一首を記します。





 離農せしおまへの家をくべながら冬越す窓に花咲かせをり


 時田則雄







 
 
 

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