貴婦人のパンツ-「麗」
<2025年4月3日>
韓国ドラマ、特に時代劇でのわたしのときめきポイント✨は
伝統衣装、韓国のお茶、詩歌です。
それらのベースにある儒教にも大いに関心があります。
今日は、高麗時代を舞台にしたドラマ
「麗~花萌ゆる8人の皇子たち~」にみえる
伝統衣装のお話をしてみたいと思います。
まず、韓国の伝統衣装といえば、
男性はパジチョゴリ、女性はチマチョゴリが基本です。
チョゴリは上衣のことで
パジはズボン(パンツ)、
チマは西洋のドレスにも似たロングスカート。
ここまでは多くのかたがご存じかと思います。
時として韓国女性の美しさの象徴ともなるチマチョゴリですが
実は、古来、女性もパジを履いていたんです。
男性も女性もパジとチョゴリを身に着け、
女性はパジの上にチマをまとっていました。
これは遠く三国時代から続いていたようです。
ただし、身分の高い人々は幅の広いパジを履き、
そうでない人々は幅の狭いパジでした。
これは高句麗古墳の壁画でも確認することができます。
「麗~花萌ゆる8人の皇子たち~」では
奴婢であるチェリョンが第8皇子のウクの邸の侍女だった頃
この幅の狭いパジ(現代のパンツのような形)を履いていますね。
それからウク皇子の夫人の回想シーンで
夫人が馬に乗っている場面がでてきます。
ボトムスにどんなかたちのものを履いているか
はっきりとは映りませんが、パジであるように見えます。
時代が下り、女性のパジは
下着として身につけるものに変わります。
ただし、朝鮮王朝時代も
女性が下着ではないパジを履く時がありました。
それは両班階級の女性が馬に乗るとき。
マルグンという幅広のパジを身につけることになっていたことが
文献に残っています。
「麗~花萌ゆる8人の皇子たち~」で描かれる高麗時代の服装は
文献以外の遺物や絵画などの資料が少なく
くわしいこと、正確なことはわかっていません。
なので、ドラマの華麗な衣装の数々は
現代的にファッショナブルにアレンジ、
あるいは創造されたものとして楽しみました(=^∸^=)
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