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歌謡曲の子

  • momosaran
  • 2017年8月1日
  • 読了時間: 2分

今日8月1日は作詞家・阿久悠さんのご命日だそうです。

阿久悠さんは昭和の歌謡曲の歴史に燦然と輝く星ですね。

作品は「また逢う日まで」、「勝手にしやがれ」、「ロマンス」、

そして大旋風を巻き起こしたピンクレディーの大ヒット曲の数々など、

枚挙にいとまがありません。

懐かしのメロディー(なつメロ)という言葉がありますね。

大昔に大ヒットした曲をベテランの歌手の皆さんが歌う番組に

以前の私はあまり関心がありませんでした。

「青い山脈」とか「お富さん」とか知っている曲もあるけれど

そしてそういう曲をいいなあとは思うけれど

何しろまったくリアルタイムで聴いていないので

曲にも歌手のかたがたにもほとんど思い入れがないため

積極的に観ようとはしませんでした。

ところが、ある年にたまたま観ていると、

なんと、その番組で歌われた曲のほとんどを知っている!

そして歌える!

20008年頃のことです。

その軽い衝撃はしかし胸に残り、自分をかたちづくってきたものへと

目を向けることになりました。

そして生まれたのが次のうたです。

「りぼん」の子歌謡曲の子筑豊の子昭和の子なり在日われは

                               キム・英子・ヨンジャ

この一首は、「かりん」入会(2009年1月)の前に

「かりん」ZONTAG会(福岡支部)歌会を見学させていただいた折

持参する二首のうちの一首にしたという思い出があります。

のちに第二歌集『百年の祭祀(チェサ)』(2012年)に収録しました。

坂井修一さんがこの歌集の解説を書いてくださいましたが

その中で最初に取りあげていらっしゃるうたでもあります。


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