住みたい街in福岡
福岡市は住みやすい街として名前が上がることが多いところですね。
その理由を見ると、
職場と住まいが近い(長時間満員電車に乗らずに済む)、
街の中心地から短い時間で
糸島のような自然豊かな場所に行ける(都会と自然のバランス)、
食べものがおいしい、
などがあがっていて、
東京など、福岡よりももっと大都会から転勤で来られるかたや
外国からお仕事で来られるかたにも人気が高いとききます。
では、もっとピンポイントで、福岡市とその周辺のどこに住みたいか?
先月、大東建託が発表した「住みたい街ランキング2019 福岡都市圏版」
によると、
1位は博多となっています。
(今年3~4月、112駅を対象にインターネット調査。
20代以上の4,521人が回答)
「生活に便利」
「おしゃれだが、落ち着く感じ」
という意見があったそうです。
以前は福岡市の商業の中心は天神、
博多駅周辺はオフィス街と
街の性格が違っていましたが
今は博多駅とその周辺は
天神と並ぶショッピングの二大中心地。
そして、観光客もすごく多くいらしています。
行政のほうでも、
博多部のさらなる振興に力を入れているようです。
私は以前、博多駅南にある事務所に足かけ15年勤めていました。
事務所は大通りに面したビルの中にありました。
そのビルの隣りと裏側に単身者向けのマンションが相次いで建った時
ふと思いました。
もしも隣のマンションに部屋を借りたとしたら
通勤徒歩0分だな。
それはとっても魅力的な響きでした。
なにしろ、通勤は片道約1時間半、往復で約3時間かかっていましたから。
もし隣のマンションに住んだとしたら
博多阪急も徒歩圏内。
それも魅力的。
でも、現実問題としては考えませんでした。
周りには緑があって、山が見えて、
そういうところのほうが自分は落ち着くからでしょう。
以前の、福岡の住みたい街といえば、
まず大濠公園の周辺。
それから浄水通り。
南区の長住、平和、平尾といった静かな住宅街。
それから、百道浜。
そうしたところが人気で、憧れの場所でした。
けれども、考えてみれば
今の福岡は絶えず新しいスポットができる街ですから
住みたい街も以前とは変わるのが自然かもしれません。
ちなみに、ランキングのトップテンをご紹介しますと
次のようになっています。
1位 博多
2位 薬院
3位 西新
4位 天神
5位 大濠公園
6位 千早
7位 大橋
8位 姪浜
9位 六本松
10位 赤坂