ほういと飛ぶうた
急に夏になった感じです。
私の住む飯塚市は、おととい、きのうと続けて気温30度越えで蒸し暑かった(><)
今年初めて扇風機を使いはじめました。
今日は30度まではいかなかったようですが
やっぱり暑い。
そこで、25回目の「明るい気分になったうた」として
涼やかな海の一首をご紹介します。
わだつみをほういと飛んでまた一つほういと飛魚(あご)の飛ぶよ天草
高野公彦
「ほうい」というオノマトペがのびやかでのどかな感じがしていいですね。
このうたは歌集『甘雨』に収録されていますが
『短歌でめぐる九州・沖縄』(桜川冴子著 書肆侃々房 2017年)でも
引用されています。
九州・沖縄を訪れた歌人と、そこに住んでいる歌人が詠んだうたが
美しい写真とともに県別に並べられています。
沖縄県から始まり、最後が福岡県。
ちなみに、福岡県の最後には私のうたが載っています。
筑豊を詠んだ一首です。