top of page

嘉麻のおくら短歌講座

  • momosaran
  • 2024年4月17日
  • 読了時間: 2分

更新日:2024年4月19日

<2024年4月17日>


きのうは私が住む飯塚市のお隣、嘉麻市に出講しました。


嘉麻のおくら短歌同好会での短歌講座です。


今年になって新しく会員が2名入会されて


今回はご見学のかたもおひとりみえていました。


うたのお仲間が増えるのはうれしいことです🌸


今回の秀歌鑑賞のテーマは「椿のうた」。


先月のいいづか短歌サロンのテーマと同じですが


ご紹介した秀歌は同一ではなく、内容を変えています。


その椿のうたを会員のみなさんとごいっしょに鑑賞する中で


興味深いお話をうかがいました。


昭和20年代の農家での風習です。


自宅には椿の木が1本あって


秋にその実が落ちると拾うのが子どもたちの役目だった。


拾った椿の実をその後どうしたのか、というお話。


他にも、詠草への評の中で


スーパーで買う食用のアスパラガスではなく


植えるための根のついたアスパラガスが売られているというお話も。


植えたアスパラガスは伸びるとどんなかたちになるのか。


知らなかったことをいろいろ教えていただいた感じです(=^∸^=)


みなさまからの詠草のテーマは「椿のうた、または自由」で


つまり基本的に自由なのですが


今回は詠草のほとんどが椿をテーマにしていて


さまざまな椿のうたを読めたという点でも楽しい回でした。


それでは、秀歌鑑賞での「椿のうた」から1首ご紹介しますね。










椿見れば椿に見られわれに棲む死者もつぎつぎ眼をひらくなり


                        小島ゆかり









 
 
 

最新記事

すべて表示
貝澤駿一歌集『ダニー・ボーイ』

<2025年4月20日> 「かりん」の貝澤駿一さんが第一歌集を出版されました。 ( 本阿弥書店 2025年3月1日発行 2,200円+税 ) 松村正直さん・井上法子さん・坂井修一さんが栞を書いておられます。 歌集の中で、高校時代から教師である現在までの時間が流れます。...

 
 
 
ハート模様♡銀象嵌の太刀

<2025年4月19日> 今月、飯塚市歴史資料館に足を運びました。 市内の山王山古墳が15年の発掘調査を終えて 同館で関連の展示がおこなわれているのに合わせて 発掘調査を担当されたかたが くわしい報告をなさる講座がおこなわれたのです。...

 
 
 
ハングルはスパイの暗号⁉-「麗」

<2025年4月17日> 「ときめきポイント✨」と題した記事に書いたように 私が韓国ドラマ、特に時代劇でときめくポイントは チマチョゴリ(伝統衣装)、韓茶、詩歌、などです。 ドラマ「麗~花萌ゆる8人の皇子たち~」について...

 
 
 

Comments


最新記事
アーカイブ

© 2016 by kotonohasha

当サイトの文章・画像などの無断転載を禁止いたします。

 

bottom of page