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☎で歌会

今年から指導を引き受けた、筑豊のある短歌会は


コロナ禍が収まるまでは通信指導とすることでスタートしました。


季節やトピックに合わせた秀歌鑑賞と


会員のみなさまの詠草への講評と添削と選歌を


毎回A4用紙5~6枚にまとめてお送りしてします。


でも、主宰しているいいづか短歌サロンと違って


おひとりおひとりへ郵送するわけではありません。


会員のみなさまは集まって歌会をなさっていて


その後半に私の作成した文書を読み合っておられます。


(この冬の、2度目の緊急事態宣言中は歌会を中止なさって


私の文書を各自おうちで読まれたこともありました)


そうしたかたちでやってきましたが


今月は試しに


歌会の終わりに電話で質問をお受けすることをご提案しました。


詠草の講評と添削は


できるだけ伝わりやすい文章で、と心がけていますが、


「ここはそういう気持ちじゃなかったんだけど・・・」


と言いたいようなときもあることでしょう。


対面と違って、それを講師に伝えられないのは


消化不良の感じがあるだろうと思うので


せめて電話で講評と添削についてのご質問をお受けしてはどうかと考えたのです。


初めての今回はおふたりのかたからおたずねがありました。


それは、わたしにとっても収穫のあるものでした。


どういうところに迷っておられるのか、


講評のどういうことを嬉しく思っておられるのかを知ることができたからです。


うたは作者自身を励ます、


自分の詠んだうたに励まされることがあるということを


あらためて感じるお話もうかがえました。


これは、文書だけではわからない。


直接(ではないけれど、電話であっても)言葉をかわしたからこそのことですね。


コロナ禍が収まるまではZoomなどを使ったオンライン歌会にすれば


お顔を見ながら会話できるわけですが


こちらの短歌会についてはその環境が整っていないので


次回からも通信指導+電話による質疑応答でやってゆこうと思います♪














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