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主演女優
- momosaran
- 2021年6月4日
- 読了時間: 2分
数日前から手元のポスター(主に韓国映画)の一覧を作る準備をしています。
まだ途中ですけれど
「おばあちゃんの家」(2002年・日本公開2003年)は
持っているポスターの中で2番目に古いものです。
この作品におばあちゃん役で主演したキム・ウルブンさんが
今年4月に95歳で亡くなられたと知りました。
実はキム・ウルブンさんは
それまで映画とは無縁に生きてきて
映画館で映画を観たことが一度もないとか。
子役の男の子以外の出演者は
ロケ地になった地方に住んである素人のかたがたばかりなのだそうです。
この映画、リアルタイムで観ましたけれど
心に残る作品でした。
特にラストが印象に残っています。
この作品でいきなり「主演女優」となったキム・ウルブンさんは
その年の映画賞の新人女優賞に史上最高齢の75歳でノミネートされたそうです。
逝去なさってしまいましたが
この作品によってそのお名前とお姿はずっと残ります。
それから、「菊花の香り」(2003年・日本公開2004年)で
病に倒れるヒロインを演じたたチャン・ジニョンさんが
2009年に病気のため35歳で亡くなっていたことも
この作業を始めて知ったことです。
韓国映画界の訃報といえば
世界的に有名な映画監督・プロヂューサーのキム・ギドクさんが
昨年12月に新型コロナウイルス感染症のため
滞在先のラトビアで亡くなったという衝撃的なニュースもありました。
日本での韓流がどこから始まったとみるかは意見が分かれるところかもしれませんが
一般的にはドラマ「冬のソナタ」からたいへん盛り上がったといえるでしょう。
そう考えると、それからもう20年近くがたちます。
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