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よろこびの電話

私は筑豊では3か所の短歌の場に関わっています。


今日、その中のおひとりからお電話がありました。


そのかたたの一首があるところで選に入ったという嬉しいお知らせでした。


どうして私にお電話をくださったかというと


過日、私がそのかたのその一首に助言をしていたからです。


結句について迷ってあったので


二つの案のうちのひとつを


表現をやわらかく直して初句にもってくることを提案しました。


他にも、ちょっとした助言をしたのですが


その一首が入選したので


私に知らせてくださったのです。


とても喜んでいらっしゃいました。


そのお声を聞いて、私も朝から嬉しくなりました。


私が筑豊で短歌の仕事を始めたのは


短歌の力を伝えることで地域に役立つ仕事がしたいと思ったからです。


短歌を通じて喜びを届けるという意味をこめて


屋号をことのは社としました。


短歌の力にもいろいろありますが


年齢を重ねたかたがたには


短歌のある生活によって毎日を生き生きと過ごせるようにという思いがあります。


今日のお電話で弾むような喜びが伝わってきて


ほんとうによかったなあと思いました。


そのかたの一首はもともと着眼点が良く


私は少しアドバイスをしただけですが


こうして喜んでくださって。


感染力が変異によって強くなってゆく新型コロナウイルス、


初夏を飛び越えての梅雨入りなど、


憂鬱な気分になる出来事には事欠きませんが


そのような中で喜びの電話は


ひさびさに明るい気持ちにしてくれました(=^∸^=)







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