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短くて深いお手紙

ここ福岡県はきのう(2021年5月15日)梅雨入りしました☔


早い!


過去2番目の早さだそうです。


平年比では20日早く、


昨年と比べると27日早い。


27日って・・・


ほとんど1か月早いってことですよね・・・。


何が悲しいって、


今年は初夏がないってことです。


晩春からいきなり梅雨に飛んでしまった。


うちなんて、梅雨入りの2~3日前まで朝晩は暖房を入れていたんです(><)


1年で最も美しい季節、


過ごしやすい季節、


新緑の輝く5月が消えてしまった感じです。


お年を召したかたは低気圧で神経痛がひどくなるかたもおられます。


そうしたかたにとっても


初夏は体への負担が少ない季節なのに。


梅雨に入れば豪雨災害も心配され、


明ければ猛暑の夏が待ち構えている。


しとしと降る日にうちの中で過ごす分には


私にとっては雨も悪くはありませんが


神経痛をもつ年長のかたを思いうかべると、案じられます。



さて、主宰しているいいづか短歌サロン(現在は紙上開催)は


毎回15日が詠草(提出する自作短歌)の締切です。


きのうがその締切日で、今月もほぼ出そろいました。


指導している別の短歌会も明後日頃には詠草が届くはずです。


詠草を拝読するとお手紙のように感じることがあります。


短いけれど


日々に感じること、


胸を去らない思い、


そうしたものを伝えてくれる手紙です。


パンデミックの世となり


会いたい人に会えない、


触れることもできない時代になって


心と心の結びつきをどのように保てるのか


不安になることもあります。


そうした中で


うた(短歌)はさながら地下水流のように


表面ではないところで


心から心へ思いが届く。


デジタルの時代になって


それはこのコロナ禍でいっそう役割を増していますが


そういう時代だからこそ、


うたというつながりかたをもっていることを


良かったと思います。












 

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