ねこでウフフ
映画「レンタネコ」(2012年。監督・脚本 荻上直子)は、
レンタルネコ屋を営む主人公が拡声器で
「レンタネコ―、ネコ、ネコ。
さびしい人にー、ネコ貸します。」
とふれながら、
猫を5、6匹のせたリヤカーをひいて河川敷を行く場面が印象的です。
ネコのやさしさが心の穴ぼこを埋めてくれる、とヒロインは言います。
いま、空前の猫ブームだそうですが、
それだけさびしい人が増えたということなのでしょうか。
短歌の世界には以前から愛猫家が多いようで、
猫を詠んだうたもけっこうあります。
私はといえば、子どもの頃は別にして、今は猫に特に思い入れはありません。
そんな私ですが、最近、ひとさまのねこを毎日見ています。
いえ、レンタルしたネコではなく、インターネットで見られる猫動画です。
かわいいしぐさ、おもしろい動き、時にはけなげな失敗まで。
なんだか元気がでない時や嫌なことがあった日も、
これを観れば「あはは」とか「フフッ」とか、必ず笑えるんです。
その中でも私のお気に入りの動画は
「やる気のないお手」と「足をこちょこちょしたら」。
何度観ても幸せな気持ちになります(=^‐^=)
今、外は雨です。
今日は、雨の日の猫のうたを紹介しますね。
わが町のまろん通りの玉子やの猫は静かに降る雨を見る
馬場あき子