生まれて初めての結団式
- momosaran
- 2016年6月27日
- 読了時間: 2分
入園式、卒業式、結婚式から、開校式、閉村式といったものまで。
式と名のつくものはさまざまありますが、
今月わたしは初めて結団式なるものに出席しました。
結団式というと、オリンピックやパラリンピックの選手と役員の選手団のもの
くらいしか聞き覚えがありませんでしたが
私が出たのは「嘉飯物語 2016夏」で体験プログラムを実施する担い手と
主催する嘉飯都市圏活性化推進会議(飯塚市・嘉麻市・桂川町・福岡県)の
関係者が行うものです。
その中で他の担い手のかたのお話をうかがう機会があり、
あるもの作りプログラムの講師のかたはすでに何度もを実施されていて
「参加希望者がパンフレットを見て電話をかけてきたとき、
私にもできるでしょうかとたずねられる。
できますと答えます。
でも、(できるかどうかわからないから)やっぱりやめときますと
申し込まないかたもあるが、そういうかたも実際来てやってみると
作るのが好きになって、次もその次も来られます。」
とおっしゃっていました。
今回わたしは気軽に短歌にふれてみようという体験イベントを行いますが
同じように短歌にもむずかしそうというイメージがあるかもしれません。
でも、だいじょうぶ!
短歌は口語、つまりふだん私たちが話しているそのままの言葉でOKなんです。
「~なるかな」とか「~けるかも」といった文語、いわゆる短歌らしい昔の言葉
でなくてはならないということはありません。
それに、季語も必要ありません。
決まりはただひとつ。
5・7・5・7・7の31音で詠むことだけ。
それさえ、時には5音のところが6音になったり、
7音のところを9音にすることもあります。
短歌は存外簡単で、はいりやすいものなのです(=^‐^=)
いま、若い人にも短歌を詠むひとが増えていて
ツイッターなどでどんどん発信しています。
ちょっとした短歌ブームが起きているのです。
そこでつくられているのは、ほとんどがふだんの話し言葉による短歌です。
「ようこそ短歌(うた)の世界へ」と題した体験イベントは
7/26(火)と8/21(日)、8/24(水)に行います。
ひとりでも多くのかたに気軽に短歌を楽しんでほしいと思っています。
では最後に、30年前 短歌ブームを巻き起こした俵万智さんの歌集
『サラダ記念日』から一首を。
(現在の話しことばだけで詠まれています!)
「嫁さんになれよ」だなんてカンチューハイ二本で言ってしまっていいの
俵 万智
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