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さくらんぼ、LOVE🍒

  • momosaran
  • 2016年7月13日
  • 読了時間: 2分

朝食はパン派とごはん派、今ではシリアル派もあるかもしれないが、

私はくだもの派である。

 数あるくだものの中でも別格なのはさくらんぼだ。

それもアメリカンチェリーではなく国産ものに限る。

出回る時期の短さといい、その色合いやかたちの愛らしさといい、

さくらんぼはまさにくだもののプリンセスである。

 そして価格もプリンセス級だ。

でも、たまにはプリンセスにお会いしたい。

ということで、いつからか年に一度だけ

この贅沢を自分に許すことにした。

その時はあまりのかわいらしさについ写真まで撮ってしまう。

見てよし、いただいてよし、気分良し。

 しかし、昨年はゆえあってこの毎年の楽しみを取りやめた。

それどころではない事態に陥っていたのだ。

 けれど今年の6月には復活した。

100g398円の贅沢は、価格以上に幸せな気分を与えてくれた。

しかも今年は掘りたてのじゃがいもまである。

短歌を通じてゆかりのあるかたが届けてくださったのだ。

同じ新じゃがでも、畑からまっすぐ来たものはほくほく感が違う。

 年に一度のさくらんぼと、ホクホク新じゃがのチーズのせとミルクティーと。

たまたまその日は私の誕生日だった。

レストランでの食事の予定やプレゼントを贈られるあては無い。

でも、こうしてまたさくらんぼを楽しめることと、

じゃがいもを届けくださったかたに感謝。

産んでくれた母に感謝。

この一年間、さりげなく支えてくださったかたがたに感謝。

おかげさまで良い誕生日の朝を迎えられた。


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