新しいことをはじめるとき
20歳の頃、小説家の佐多稲子の講演会で眠ってしまったことがあります。
長崎の短大に通っていたとき、創立30周年記念として
確か長崎公会堂で行われたように記憶しています。
長崎出身の著名な女性作家のお話を聴けるというので
講演前にはその小説も読んでからでかけたのに(>‐<)
佐多さんは冒頭、たくさんの人の前で話すのは苦手で…と
おっしゃっていました。
にも関わらず、わざわざ長崎に来てくださったのに、
いま思うとたいへん申し訳ないことです。
そして、もったいないことでもあったなぁと思うのです。
先日、ある作家のかたの講演会にでかけました。
あいにくお天気は荒れ模様でしたが、その中を往復4時間かけてでかけました。
今回はもちろん居眠りをすることもなく、メモをとりながら
興味深くお話をうかがいました。
特に、一番最後にお話しになったことが印象的でした。
ー 本気で何か新しいことを追い求めようとすると、必ず周りで笑う人がいる。
でもその嘲笑はあなたが他の人にはないものを持っている証拠。と ー