座敷びなは十五畳分
- momosaran
- 2017年3月13日
- 読了時間: 2分
飯塚では毎年2月から3月にかけて「雛(ひいな)のまつり」が行われていて
まちのいろいろなところにお雛さまが飾られます。
今や飯塚随一の観光名所となった旧伊藤伝右衛門邸では
ここ数年、大広間に座敷びなが飾られ好評を博しています。
座敷びなとは、一般的な段飾りではなく雛人形を畳の上に並べて飾るもの。
旧伊藤邸のものは畳の上にただ並べるだけではありません。
毎年テーマに沿って物語を感じられる趣向になっています。
今年は「平安の夢」というテーマで「源氏物語」から胡蝶の場面を再現しています。
左側のほうでは「竹取物語」の、かぐや姫が月に帰る場面も。
その広さ、なんと十五畳分なのです。
今月、ひさしぶりに座敷びなを見に旧伊藤邸にでかけました。
ほぼ毎年見ていますが、今年も見ごたえのあるものでした。
邸内にはお雛様の衣装を身につけて写真撮影をするコーナーもあります。
休日だったので、小さな女の子たちとお母さんがたが
たくさん順番待ちをしていました。
その中で、お雛様に扮して今まさにカメラの前に座ってている10歳くらいの子は
「よく似合うねー」「かわいいー」と周りから声をかけられて
なんともいえず幸せそうな、少しはにかんだ笑顔を見せていました。
その様子を見て私も幸せな気持ちになりました🌼
旧伊藤邸の座敷びなは3月28日まで展示されるようです。
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