ちくほう園遊会
- momosaran
- 2017年4月29日
- 読了時間: 2分
田川市の「池のおく園(えん)」で開催された「ちくほう園遊会」にでかけました。
快晴に恵まれて、色とりどりの牡丹が咲く園内ではたくさんのかたがたが
茶道裏千家による呈茶やコンサート、美術鑑賞などを楽しみました。
こちらの敷地には中村美術館を中核として、日本庭園・フランス料理店・
会席料理店・茶室・さらには多目的ホールがあります。
1963(昭和38)年に田川地域の炭坑離職者対策として開業して
2004(平成16)年まで操業した三井鉱山セメント田川工場。
その跡地を中村産業株式会社が取得し、2008年に開園しました。
民間の美術館は筑豊地域では珍しく、数年前にその存在を知って関心をもっていた
ところ、初めて訪れることができました。
「ちくほう園遊会」はRKB地域創生企画として初めて開かれたイベントで
コンサートホールではオリンピックへ向けた日本の着物プロジェクトの着物ショーや
津軽三味線とソプラノの競演が、美術館では横山大観などの日本画の特別展示が
行われました。
私はまず庭園内のお茶席でお菓子とお抹茶をいただき、美術館へ。
大観、東山魁夷、伊藤深水といった日本画から梅原龍三郎や坂本繁二郎などの
洋画、十一代三輪休雪の白萩茶碗ほかのやきものまで、たいへん充実した展示を
堪能しました。片岡珠子の「夏富士」もよかった!
美術館のしおりによると、年4回展示替えがなされており、今年は3月・6月・9月・12月
に予定されているのだとか。
これだけの素晴らしい美術館が筑豊にあるとは。
展示替えに合わせてまた訪れたいものです。
美術館を出た後は、庭園の牡丹を眺めながらお弁当をいただきました。
お料理は飯塚市の「茶寮このみ」のもの。
食事を済ませてから日本庭園をひとめぐり。
牡丹の花はほとんどが盛りを少し過ぎていましたが
白色のものはまだじゅうぶん美しかったです。
そういえば、美術館にも横山大観が白の牡丹を描いた作品がありましたー。
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