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くれない

  • momosaran
  • 2017年9月24日
  • 読了時間: 1分

人生は夢の一瞬くれないに燃えて咲かせよいのちの華を

                        キム・英子・ヨンジャ 『サラン』

第一歌集の「くれない」の章はこの歌からタイトルをつけました。

いま読み返すと、若書きだなぁと感じます。

30歳を少し過ぎた頃に詠んだものです。

人生の岐路に立って、大きな決意をした時でした。

先日の記事「曼殊沙華(まんじゅしゃか)」でご紹介した、

   曼殊沙華(まんじゅしゃか)われを笑いて赤く立つ咲くも燃ゆるもおのれの器量

                      キム・英子・ヨンジャ 『百年の祭祀(チェサ)』

という一首は、「くれない」のうたとつながっています。

大きな決意をした後、時代のバブルが弾けました。

それから10年後に詠んだうたです。


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