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第14回筑紫歌壇賞

  • momosaran
  • 2017年9月25日
  • 読了時間: 1分

太宰府市で行われた筑紫歌壇賞の行事に参加しました。

主催はNPO法人国際科学技術・文化振興会(隈智恵子理事長)です。

こちらの賞は独自性があり、

60代以上の著者による第一歌集を対象としています。

万葉の時代に大宰府で活躍した大伴旅人や山上憶良が

60代であったことにちなむそうです。

高齢者を応援する意味も込められているようにうかがいました。

記念行事は盛りだくさんで、充実した一日でした。

第一部  贈賞式

      課題歌「声」選者賞 発表

第二部  シンポジウム 「声のうた」

第三部  祝賀懇親会

今年は小紋潤さん(長崎県)の『蜜の大地』が受賞なさいました。

小紋さんは現在入院中であり、体調の関係で残念ながらご欠席されました。

代理として友人の歌人、馬場昭徳さんが出席なさっていました。

選考委員は歌人の伊藤一彦氏、小島ゆかり氏、青木昭子氏です。

選考経過を述べられる小島ゆかりさんのスピーチでは

受賞作から幾つかのうたを引いていらっしゃいました。

   銀河系、その創(はじ)まりを思ふときわが十代の孤り晶(すず)しも

   かたはらに大村湾は凪ぎゐたりいきどほろしき沈黙もある

   夢ひらく水木の花に沿ひてゆくお前のゐない動物園で


 
 
 

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