ドリカムプラン
前・福岡県副知事の海老井悦子さんのお話をうかがいました。
福岡女学院大学(福岡市南区)の生涯学習センター・天神サテライト校で
「この人に聞く!~新しい扉を開いた女性たち~」という新しい講座が始まり、
その第一回がおこなわれたのです。
聞き手は歌人で同大学准教授の桜川冴子さんがつとめられました。
桜川さんと「かりん」福岡支部でごいっしょしている関係で
この講座を知ることができました。(桜川さんは福岡支部の支部長です)
海老井悦子さんは大分県生まれで九州大学出身でいらっしゃいます。
主な経歴として県立高校教諭、同校長を経て福岡県の副知事となられました。
教育者時代の特に印象に残っている三つの赴任校のお話をされて
その三校目の城南高校では校長先生として
そちらで行われていた「ドリカムプラン」を継承・発展させました。
ドリカムプランとは、高校生の進学先に関して、行ける学校ではなく
「ここに行きたい」と思うところを探して、そちらへの進学をめざすこと。
その前には、将来どんな仕事がしたいか、どのように生きたいかを
考えなくてはなりません。
そのために、どんな仕事があるのか、その仕事の実際はどうなのかを
資料や新聞で調べたり、見学に行ったりするそうです。
現在 キャリア教育と呼ばれているものですね。
やりたいことがみつかったら、
その夢を実現するためにはどこに進学すればより良いのか
先生や生徒たちで情報を集めて共有したのだそうです。
「やりたいことがみつかった子どもたちはけなげなほどに勉強する」
というお話が印象的でした。
それはもしかしたら大人も同じかもしれません。
知りたいことを勉強する、なりたいものになることは
十代、二十代でなくてもチャレンジできるはず。
まずは自分がほんとうにしたいことは何かをしっかり知ることが大事なのでしょう。
大人の「ドリカムプラン」も素敵だと思います(=^∸^=)
この講座は三回シリーズです。
第二回、第三回も、聴いてみたい!と思う女性が予定されていますので
また改めてご紹介いたしますね。
<講座のお問い合わせ先>
福岡女学院大学 生涯学習センター 天神サテライト校
℡ 092-715-2718