校正
- momosaran
- 2018年2月1日
- 読了時間: 1分
原稿、書き上げた。
依頼されたところに送った。
あー、終わったー。
…でも、ほんとうは終わっていません。
しばらくすると、担当のかたからゲラ刷りが送られてきます。
これを校正して初めて原稿が完成するのです。
最初に原稿を送る前に自分自身で何度も読み返しているのに
それでも旧かな遣いの作品を引用する際にかなを間違っていたり、
固有名詞を誤記していたこともありました。
また、担当のかたから確認が入ることで
ああ、ここは説明がわかりにくいんだなと気づいたりもします。
表記の間違いだけでなく、部分的に加筆修正する最後の機会でもあります。
担当のかたも、史実の誤認がないかなど、丹念に調べてくださいます。
ですから、校正は執筆の付随業務ではなく、
文章を世に出す前の最後の大切なやりとり。
集中力が必要です。
校正を終えて初めて、「終わった…」と思えるのです。
最新記事
すべて表示午後7時過ぎ。 今、美しい満月が見えています。 6月の満月をストロベリームーンと呼ぶことは知っていましたが、 12月の満月はコールドムーンと言うそうですね。 つまり、今日のお月さまのこと。 初めて知りました。 これは日本でも同じような言い方がありますね。 寒月。...
9月23日に太宰府市で開かれた筑紫歌壇授賞式で 熊本の歌人、清田由井子さんにお会いしました。 以前、九州で開かれた短歌の大会で紹介されたことがあり、 お目にかかるのは今回が二回目です。 たいへん御無沙汰していたにも関わらず、...
今年最強、あるいは数十年に一度の猛威と言われている台風19号。 関東・東海から東北へ向かう進路のため ここ福岡県の筑豊では雨は降っていませんが 昨夜の11時頃から風がひどく強く吹いていて 今日はこの風のために運動会を延期した学校もあります。...
コメント