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大きい!華やか!御殿雛

  • momosaran
  • 2018年3月9日
  • 読了時間: 2分

今日は強い風の中、飯塚市歴史資料館へ。

3月27日まで開催中(一部会場では終了)の「第18回いいづか雛のまつり」に合わせて

「日本一小さな座敷雛と置き上げ」展が開かれています。

座敷雛は、テーマに沿って小道具や人形を使って座敷の上に飾るもの。

飯塚市・幸袋の旧伊藤邸では毎年このおまつりで座敷雛が飾られており、

二十畳分にもなるそのスケールは圧巻です。

逆に、歴史資料館の「日本一小さな座敷雛」は半畳ほどでしょうか。

それが背中合わせに二つ、座敷ではなくガラスケースの中に飾られていました。

小さきことはかわゆきかな❤

なかなか良かったです。

置き上げとは押し絵のこと。

人物・花鳥などの絵を部分ごとに切り離し、綿で立体感を出し、

美しい布地で包んで厚紙や板に貼ったもので、

羽子板・壁飾りなどにします(三省堂・大辞林より)。

あの羽子板の飾りの部分がお雛様になっている感じです。

わかりやすく言うと、平たいお雛さまですね。

享保雛も見ごたえがありました。

江戸時代につくられたこのスタイルのお雛さまは華やかで

大きいものは80cmにもなるとか。

歴史資料館の展示品にも45cmのものがありました。

大きさと歴史の古さに迫力を感じます。

大きさといえば、なんといっても御殿雛!

御殿雛は、御殿のようなつくりの中に内裏雛が並ぶもので

これは紫宸殿をあらわしているともいいます。

御殿だけでもゴージャスなのに、

いくつか展示されている御殿雛のひとつは

なんと高さが2メートル以上(わたし調べ)!!

その豪華さたるや…。

この他にも、お内裏様とお雛さまがそれぞれ箱に入っている箱雛もあります。

歴史資料館の、特色あるお雛さまたち。

お人形好きなかたなら、必見です🌼


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