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宮崎のうたー『短歌でめぐる九州・沖縄』

  • momosaran
  • 2018年3月11日
  • 読了時間: 1分

『短歌でめぐる九州・沖縄』(桜川冴子著 書肆侃々房 2017年10月発行)から

各県ごとに1~2首をご紹介するシリーズ。

3回目の本日は宮崎県です。

宮崎にお住まいの伊藤一彦さん(心の花)は

昨秋の西日本文化賞に続いて

最新歌集『遠音よし遠見よし』での詩歌文学館賞受賞が発表されたばかりですね✨

『短歌でめぐる九州・沖縄』には、宮崎県のうたが十四首収録されています。

その中から、今回は次の二首をご紹介します。

     都井岬

 母の名は茜、子の名は雲なりき丘をしづかに下る野生馬

 伊藤一彦

     尾鈴山

 牧水がつね仰ぎゐしは裏側と聞きつつおもて尾鈴を仰ぐ

 大口玲子

尾鈴山は宮崎出身の近代歌人、若山牧水のふるさとの山。

大口玲子さん(心の花)は東日本大震災後に宮崎県に移住されました。


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