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ボタ山の俳句

  • momosaran
  • 2018年9月28日
  • 読了時間: 1分

きのうのブログに書いた月刊「俳句界」8月号には

「故郷を想う~誰もがもつ故郷、その懐古」

という特集が組まれています。

北海道から沖縄まで

14人の俳人が

故郷の句とエッセイを寄せていらっしゃいます。

福岡の俳句を詠んでいらっしゃるのは谷口慎也さん。

五句のうち、三句が炭坑、二句が太宰府です。

この炭坑の句は大牟田市を詠んだものだそうですが

同じように炭坑で栄えた筑豊にも

通じるものがあるのではないかと思います。

そこで、

谷口さんの炭坑の三句をご紹介させていただきます。

  ボタ山の戦中戦後曼殊沙華

  月と煙突踊るは影絵ばかりかな

  坑口の血の濃くなる方へ散るさくら

私は特に一句目にひかれました。


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