つかこうへい展の朗読&トークショー
高校時代の同級生が中心となった実行員会が主催している
「つかこうへい生誕70年企画展」。
本日はその関連イベントとして
・朗読
高校卒業後の同級生たちの文集に寄せたつかさんの掌編
・手紙の読み上げ
東京での大学浪人生時代などにつかさんが高校時代からの友人に宛てた手紙類
・トークショー
つかさんの小学校~高校までの同級生5人による座談会
がおこなわれました。
会場(夢サイトかほ内の文化ホール)には
地元のかたや つかさんのファンのかた
そしてつかさんの高校時代の担任の先生と同級生のみなさん。
私は朗読をおこないました。
つかさん達が県立山田高校を卒業した翌年夏に発行された
「葦」という文集があります。
こちらに掲載されているつかさんの文章を読みました。
タイトルは「無題」となっており、
金原峰雄(かねはらみねお)名義です。
発行された昭和43(1968)年8月11日の時点では
つかさんは20歳。
その春に慶応大学に入学したばかりの時です。
掌編の内容は
明治時代からの信州を舞台にした民話のようなつくりですが
後につかさんが「つかこうへい」として発表した作品の芽が
感じられるように思いました。
朗読終了後、実行委員会(つかさんの同級生のかたがた)より
白とピンクを基調とした美しい花束をいただきました。
ありがとう存じます。
帰宅してからさっそくテーブルに飾りました。
同級生の尾田さんによる、つかさんの手紙の朗読、とてもよかったです。
トークショーも、つかさんとのエピソードがいろいろとお聴きできて
楽しい時間でした。
地元のかたや同級生、そしてつかさんに心を寄せてきたかたがたによる
温かみを感じる企画展は明日21日まで。
詳細は公式サイトトップページでお知らせしております。