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「千手灯ろうまつり」

  • momosaran
  • 2018年11月30日
  • 読了時間: 2分

嘉麻市の千手けやき会のかたから

お話をうかがう機会がありました。

会ができたのは

今から5年前(2013年)に

2014年3月に嘉麻市立千手小学校が閉校することになり

その閉校イベントの会が発足したことがきっかけです。

50名のメンバーの年齢層は10代から80代までと幅広い。

けやき会という名称は

千手小学校のシンボルツリーである欅から名づけられています。

閉校イベントが終わった後も

地域特産品の開発や

旧千手小学校の清掃活動などをおこなっていて

その小学校の校庭で

毎年「千手灯ろうまつり」を開催しておられます。

お話の中で印象深かったのは3つ。

閉校イベントの会を発足させたとき

各年代から役員を出したこと。

考えが偏らないために、

そして各年齢層にイベントのことがまんべんなく浸透する結果に

なったそうです。

次に、オランダから来日したアーティストと日本のアーティストたちが

旧千手小学校に滞在して作品制作をおこなったとき、

地元のかたがたが自主的にいろいろとお世話をして

英語が話せなくても

大いにコミュニケーションをとっていたというお話。

最後は、小学校を定期的に清掃しているのだけれども

みなさんとても熱心で

そろそろ終わりにしましょうと声をかけても

作業を続けられるのだとか。

あ、それからもう1つ。

みんなで集まって汗をかいたあとは

必ず懇親会を開くということでした。

閉校してしまったけれども

自分たちの地区の小学校を守っていきたいという強い思いを感じました。

それを可能にしている行動力は素晴らしいものがあります。


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