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満十年

  • momosaran
  • 2019年1月10日
  • 読了時間: 2分

このブログをお読みくださっているかたの中には

短歌結社に所属していらっしゃるかたもあろうかと存じます。

私が短歌結社「歌林の会」(かりん)に入会したのは2009年1月。

このお正月を迎えて、入会してちょうど十年となりました。

同年同月に入会したのは

昨年第一歌集『あしたの孵化』を出版した辻聡之さん。

その頃は、私の記憶では

誌面に毎月の新入会員の名前が載ることはなかったように思います。

でも、辻さんのことは覚えていて、

勝手に同期生のような気持ちでおります。

辻さんは現在30代ですから

ずいぶん年の離れた同期生ではあります(=^∸^=)

2008年に、結社に所属しようと思ったのですが、

どちらに入会すればよいかは全然見当がつかなくて、

まずいくつかの結社の見本誌を取り寄せることにしました。

その時、まっさきにご連絡をしたのが「かりん」です。

主宰の馬場あき子先生は

私が20代から断続的に投稿していた朝日新聞・朝日歌壇の選者であり

2012年に東京でお話をしたことがありました。

そのことが頭にあったのでしょう。

届いた「かりん」誌を拝読して、

すぐに、入会したいと思いました。

それで、他の結社の見本誌はもう取り寄せないで

「かりん」福岡支部の歌会を見学させていただきました。

見本誌で福岡支部があることを知り、

支部長の桜川冴子さんへ問い合わせると

すぐに見学OKのお返事と会場の場所がくわしく書かれたお便りをくださいました。

赤煉瓦文化館での支部歌会に、自作二首をもってうかがったのが

2008年秋のこと。

この時、入会することを決めました。

11月には、短歌大会で講演なさるため福岡市へいらした小高賢さん(かりん)

との歌会にも参加させていただけました。

結社に在籍している年数よりも

そちらでの自分自身の修練の密度が大切だとは思いますが

これまで、

自己紹介の折に

「かりんに入って、まだ〇年目です」と言うことがあったので

それが二桁になったことは、少し感慨を覚えます。

入会の頃、小高さんから欠詠をしないようにと励まされて

少なくともこの10年、毎月出詠することはできました。

小高さんは他界なさいましたが

それを小高さんとの約束だと思って

これからも欠詠しないように努めます。


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