top of page

寿衣(スイ)

  • momosaran
  • 2019年1月29日
  • 読了時間: 1分

韓国語の寿衣(スイ)とは、

亡くなってから棺に入る際に身につける衣服のことです。

日本語の「死に装束」にあたるものを

どうして「寿」衣というのでしょうか。

韓国では、その衣装を生前につくっておくと

健康で長生きできると言われているので

親が還暦や古稀を迎える時などに

子どもたちがプレゼントすることが多いそうです。

特に、閏年に贈るのが良いとされているのだとか。

生地は綿や麻、絹といった天然素材を用いますが

現在はポリエルテルなど合成繊維のものもあります。

色は伝統的に白ですけれど

今は女性なら淡いピンク、

男性なら淡いブルーのものもあると専門家にうかがいました。

親の健康長寿を願って準備する。

それを知れば

「寿衣」というネーミングも納得ですね。


最新記事

すべて表示
ゲストティーチャー

きのう、飯塚市内の小学校で4年生にゲストティーチャーとしてお話をしてきました。 学習支援ボランティアです。 テーマは「韓国の文化」。 ちょうどひと月前にご依頼があり、 当時は県内の新型コロナウイルス感染確認者数は1か月ほど一桁台で 筑豊ではゼロが続いていましたので...

 
 
 
「金子文子と短歌」:民団新聞リレーエッセイ

民団新聞(文化面)のリレーエッセイ、「時のかがみ」。 12月4日発行の紙面には私のエッセイが掲載されています。 タイトルは「金子文子と短歌」。 昨年、韓国で大ヒットとなった映画(原題:「朴烈(パク・ヨル)」)が 今年2月に、日本でも...

 
 
 
「かりん」12月号-千円と千ウォン

2日に「かりん」12月号が届きました。 毎年12月号には「年間展望」が掲載されます。 各欄ごとに1人の執筆者が この1年(前年秋~今年の秋)を振り返って書くものです。 私もこれまで2回執筆したことがありますが 何しろ担当欄の全作品を1年分読むわけですから...

 
 
 

Commentaires


最新記事
アーカイブ

© 2016 by kotonohasha

当サイトの文章・画像などの無断転載を禁止いたします。

 

bottom of page