くこ茶
韓国茶道のお稽古の折にクコ茶をいただきました。
韓国茶道でいうお茶とは
日本の茶の湯と同じ茶の木からつくられた煎茶や抹茶です。
韓国茶として有名なナツメ茶や柚子茶は代用茶(テヨンチャ)と呼ばれるものです。
くこ茶も代用茶のひとつ。
お稽古で代用茶を使うことはないのですが
お稽古のあと、みなさんでお菓子やお茶をいただきながらお話しする際に
味わいました。
くこ茶は
くこの葉を煎じたものや
くこの実をそのままお湯に入れて飲むものなどがあるようですが
私がいただいたのは
韓国の、有機栽培のくこの実を乾燥させたもの。
杏仁豆腐にひと粒、紅くて細長くドライフルーツのようなものが
のっていることがありますね。
あれがくこの実です。
くこの実茶は淹れると紅茶のような暗紅色が出ました。
甘酸っぱいような香りがして
血行促進など 体に良い作用を持つと聞きました。
帰宅して調べてみたら、
それ以外にもさまざまな効用があるそうです。
アンチエイジングの効果もあって
中国では「不死の実」と呼ばれているとか。
けれども、大量摂取しないほうがいいとも。
(これは口に入れるもの全般について気をつけなければならないことでしょうね)
同時に、授乳中や妊娠中のかたは飲まないほうがいいともありました。
ひとときのお茶の時間から
くこの実について知ることができました。