POPなボタ山
今日は、トホホな自分にがっくり。
飯塚市歴史資料館の講座を聴きにうかがったのです。
そうしたら、日にちを間違えていて…。
駐車場に着いた時、おかしいなとは思ったのです。
まもなく講座の開始時間だというのに、
クルマが一台もなかったので。
会場の研修ホールにも人影が見えない。
それでも、自分が間違っていることに気がつかず、
日程が変更になったのかな、
もしかしたら資料館のHPでそれが告知されていたのかな、
などと考えながら受付に行ってたずねて
初めて自分の勘違いだとわかりました。
今年に入ってぐらいから「うっかり」が多くなったのを自覚しているので
今回の講座も電話で申し込んだ後、
すぐにスケジュール表に日にちと時間を書き入れたのです。
なのに…。
マンスリーのスケジュール表に書き入れる時に、
うっかりページをまちがえて10月に書き入れてしまったようです。
せっかく足を運んだので
ただいま歴史資料館で開催中の「近世・近代の画家展」を拝見しました。
野見山暁治の「蔵王」は迫力があって惹きつけられました。
「廃坑A」も展示されていました。
こちらは同資料館や福岡市美術館で何度か観ています。
それから、新開益次郎の「ボタ山」。
別の画家の作品で同じタイトルのものが隣に並んでいて
そちらや「廃坑A」は暗い色彩で描かれています。
それは炭坑のもつイメージそのものでもあるでしょう。
でも、新開益次郎の「ボタ山」は違いました。
なんというか、作風がPOPなんです。
絵本作家・イラストレーターの黒井健さんを彷彿させる感じ。
ボタ山と炭坑の情景が描かれていて、
ボタ山は直線で表されています。
色はブルー。
雪が降った後のようですが
雪の色は前面には出てきていなくて
うっすらと白い色が上に重なっているばかり。
個人蔵や美術館蔵ではなく、
飯塚市内の小学校が所有しているものです。
講座の日にちは間違えてしまったけれど、
はじめてこの作品を観られて満足。
ということで資料館を後にしました。
予定の帰宅時間よりだいぶん早いから、どこかに寄ろうか。
でも、こういう日って、うろうろしてもあまり良いことが無い気がして、
もともと予定していた一軒のお店にだけ寄ることにしました。
そうしたら、定休日でした…(><)