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筑豊文庫資料室
- momosaran
- 2020年7月29日
- 読了時間: 2分
1960年代に上野英信さんが自宅を兼ねて鞍手町に開いた筑豊文庫。
今月21日に直方市の市立図書館に「筑豊文庫資料室」が開設されました。
私はまだ訪れていないのですが
21日に英信さんのご長男・朱さんも開設のお祝いに駆けつけられたそうです。
筑豊文庫の間取りのイラストや年表・写真で当時の活動を伝え、
「筑豊文庫創立宣言文」や英信さんの絶筆(どちらも複製)が展示されています。
目玉は、筑豊文庫にあった大きなテーブル(の複製)。
実物大で、あちらこちらの傷跡まで再現されているとか。
朱さんが「たくさんの人が酒を飲み議論し、泣いたり笑ったりする場が筑豊文庫だった」と
おっしゃっておられます。
筑豊文庫には鎌田慧さんや林えいだいさんをはじめ
多くのかたが訪れては
英信さんと食事をともにし、大いに飲んで語り明かしたと聞いています。
テーブルはまさに筑豊文庫を象徴するものでしょう。
2年前でしたか、
朱さんと筑豊文庫ゆかりのかたがたがパネラーとなって
直方市で「筑豊文庫とは何か」というシンポジウムがおこなわれました。
私も会場に足を運んだのですが
その時もこのテーブルのことが話題になっていました。
その日は会場に本物のテーブルが
朱さんのご自宅から運びこまれていたような記憶があります。
直方市立図書館(☎0949-25-2240)は10:00~19:00(日祝は~17:00)。
月曜日は休館日です。
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