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筑豊文庫資料室

1960年代に上野英信さんが自宅を兼ねて鞍手町に開いた筑豊文庫。

今月21日に直方市の市立図書館に「筑豊文庫資料室」が開設されました。

私はまだ訪れていないのですが

21日に英信さんのご長男・朱さんも開設のお祝いに駆けつけられたそうです。

筑豊文庫の間取りのイラストや年表・写真で当時の活動を伝え、

「筑豊文庫創立宣言文」や英信さんの絶筆(どちらも複製)が展示されています。

目玉は、筑豊文庫にあった大きなテーブル(の複製)。

実物大で、あちらこちらの傷跡まで再現されているとか。

朱さんが「たくさんの人が酒を飲み議論し、泣いたり笑ったりする場が筑豊文庫だった」と

おっしゃっておられます。

筑豊文庫には鎌田慧さんや林えいだいさんをはじめ

多くのかたが訪れては

英信さんと食事をともにし、大いに飲んで語り明かしたと聞いています。

テーブルはまさに筑豊文庫を象徴するものでしょう。

2年前でしたか、

朱さんと筑豊文庫ゆかりのかたがたがパネラーとなって

直方市で「筑豊文庫とは何か」というシンポジウムがおこなわれました。

私も会場に足を運んだのですが

その時もこのテーブルのことが話題になっていました。

その日は会場に本物のテーブルが

朱さんのご自宅から運びこまれていたような記憶があります。

直方市立図書館(☎0949-25-2240)は10:00~19:00(日祝は~17:00)。

月曜日は休館日です。

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