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2023年のまとめ-喪

<2024年1月7日>


いつもこのブログをご覧くださっているみなさまへ


新年のご挨拶を申し上げます。


今年もどうぞよろしくお願いいたします。


その年最後のブログで1年のまとめを書くことが恒例でしたが


昨年末はそれが果たせず。


遅ればせながら、本日書いておこうと思います。


毎年のまとめでは短歌の活動を中心に書いています。


2023年もそれは変わりませんが


最も大きなできごとは


昨年の冬にたいせつなかたを亡くしたことです。


その前後で体重が急に5㎏減りました。


(そして、急に老けました・・・)


1年近くたった今、ようやく1~2㎏戻っています。


夏からは、韓国の茶文化から東アジアの茶文化、


韓国の服飾文化・民俗・冠婚喪祭の儀礼、


そしてそれらに共通する儒教へと関心が広がり、


それらに関する文献を読んでいます。


儒教は、以前から学んでいる山上憶良とも関わり深いものです。


その文献を夢中になって読んでいる間は


他のことを考えずに済みます。


毎朝、文献を読む時間をもったことで


少し気持ちが救われた気がします。



2月に嘉麻市で短歌のイベントの講師をつとめました。


嘉麻市ゆかりの山上憶良の作品の解説&短歌のワークショップです。


参加なさるのは日頃短歌に関わりの少ないかたときいていましたが


みなさまそうとは思えないうたを詠んでくださいました。


遠方からこられて(全員嘉麻市外のかたです)


時間が限られている中で熱心に取り組んであって


近年の「短歌ブーム」を少し感じられました。 


新型コロナウイルス症とインフルエンザが猛威をふるっていたため


リモートで講義をおこないました。



主宰しているいいづか短歌サロン(満6年を迎えました)


では嬉しいことがありました。


4月に、これまで紙上開催だったのが会場開催を再開して


2022年12月からご参加くださっているお仲間と


初めてお目にかかって


うたの時間をごいっしょできるようになりました。


また、夏にはさらにもうおひとかた新しいお仲間をお迎えしました。


当サロンのお仲間が短歌大会などで入選なさるお知らせが相次いだことも


自分のことのように嬉しく思いました。



他の短歌会や短歌講座も4月より対面開催を再開しました。


ただ、その中のひとつ、桂川短歌会は高齢化のため


8月で活動を終了なさいました。


たいへんさびしいことですが


会のみなさまが話し合われて決断なさったことですので


私なりにおひとりおひとりに


しっかり最後のメッセージとお別れのご挨拶を伝えました。



「かりん」誌の短歌作品以外の主な執筆は次のとおりです。


・「文芸福岡」10号     「炭坑プール」10首・テーマ詠「流」1首


・「現代短歌新聞」137号 「松葉のオンドル」5首


・「かりん」9月号      エッセイ「わたしと茶礼(タレ)」


・角川「短歌」11月号   「双鳥牡丹」7首



嘉麻のおくら短歌コンクールは第5回を迎え、


今年も小学生部門の選考委員をつとめました。

 




昨年2023年の活動はだいたい以上のような感じです。


今年の目標は大きなことはこれといってありません。


ただ安寧にと願っています。


激しい気候に天災に流行病に事故に天井知らずの値上げラッシュ。


無事に1年過ごすことじたいがなかなかむずかしい世の中です。


関心のある文献を読む時間を増やして


自分の頭と心を耕す、そんな1年になればいいなと思います。


 


この1年のみなさまのご安寧を心より願っております。











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