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短歌な春

<2022年4月3日>


先月下旬から歌会や短歌のイベントが相次いでいます。


コロナ禍になってからではめずらしく


それ以前の秋のような感じ。


(例年 秋は文化行事が多く


 週末ごとに短歌のイベントの予定が入っていたりしました)


まず、3月20日(日)に「かりん」のオンライン統合歌会に参加。


翌日は「かりんZONTAG」(福岡支部)のZoom歌会でした。


これまでは奇数月の最終日曜日の午後と決まっていましたが


今回は初めて平日の午後8時から開始。


支部以外の「かりん」会員のかたも鹿児島からご参加です。


参加者の「かりん」2月号・3月号の掲載作品を


1首だけでなく一連全体としてじっくり読みました。


3月27日(日)は現代短歌協会のフォーラムにオンライン参加しました。


「現代短歌フォーラム2022~コロナの時代の短歌~」です。


東京の学士会館でおこなわれるフォーラムは


会場参加と別にオンラインでも無料で視聴できるようにしてくださいました。


ほんとうに感謝です。


コロナ禍ではなくても上京して参加するのはなかなかむずかしい。


貴重な機会を提供してくださいました。


フォーラムは、まず永田和弘さんの講演。


次に、新型コロナウイルス感染症の医療に当たった歌人おふたりからのメッセージ。


そして、川島結佳子さん・田口綾子さん・中川佐和子さん(司会・吉川さん)による


「『2020年コロナ禍歌集を読む』」と題された鼎談でした。


鼎談では、コロナ禍や戦争(ウクライナ情勢)を歌人は詠まなければならないのか、


コロナ禍で題材をみつけられないと思った時どうするか、


というお話も出ました。


充実の3時間半でした。


27日(日)の現代短歌フォーラムと重なる時間帯には


NHK・BSプレミアムで


「完全保存版 絶対覚えておきたい!究極の短歌・俳句100選」が


3時間にわたって放送され


こちらは録画してゆっくり見ました。


そして今日は午後から


明星研究会のシンポジウムがオンラインで開催されます。


(第16回 与謝野寛・晶子を偲ぶ会) 


明星研究会のオンラインでのシンポジウムに参加するのは


今回で2回目です。


コロナ禍により短歌の集まりもほとんどおこなえなくなった中、


現代歌人協会や明星研究会以外にも


短歌のイベントを無料でオンライン配信してくださることがあり、


心から感謝しています。


ありがとう存じます。



 

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