鍵のうた
- momosaran
- 2023年6月1日
- 読了時間: 2分
<2023年6月1日>
この5月でいいづか短歌サロンは満6周年を迎えました。
コロナ禍で、ほぼ毎回が紙上開催となっても
変わらずご参加を続けてくださったみなさまのおかげです。
心よりお礼申し上げます。
その5月は4月に続き会場での開催の予定でしたが
前日になって私に風邪の症状が出てしまい、
すぐに受診したものの
新型コロナウイルス感染防止の観点から
念のために中止して紙上開催に切り替えました。
今回 初めてご参加くださるはずのかたもあって
そのかたを含めてみなさま楽しみにしてくださっていたのに
申し訳ないことでした。
私も、会場開催のための準備はすべて終えていたし
なによりお会いできるのを楽しみにしていましたので 残念でした。
さて、今回の秀歌鑑賞のテーマは「鍵のうた」。
春、進学や就職などで新しい部屋の鍵をもつかたも多いだろう
ということから選んだテーマです。
取り上げた鍵の秀歌の中から1首記しますね。
お願いねって渡されているこの鍵をわたしは失くしてしまう気がする
東 直子
紙上開催の場合は秀歌鑑賞と詠草集や講評の他に
いくつかのコーナーを設けています。
そのひとつが「お便りのように、1首」。
いいづか短歌サロンはご参加のみなさまが主役なので
私のうたを紹介することはあまりないのですが
紙上開催だと時間の制限もないことから
1回に1首ずつ、拙歌をご紹介しているのです。
今回ご紹介したのは次の1首です。
もうそこに子はおらぬのについに訪わざる部屋の鍵持ち歩く
キム・英子・ヨンジャ
ご参加のみなさまの詠草(テーマは自由)にも
鍵のうたが1首ありました。
今はもう何の鍵かわからなくなったものを詠んでおられました。
5月は広島でG7サミットが開催されましたね。
今回の送付に使った切手は
日本ユネスコ加盟50周年記念の切手です(2001年発行)。
平和の象徴としてのハトと日本のササユリのデザインで
私の好きな、淡いピンクと水色と白の色調。
美しい切手です。
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