「かりん」11月号-山花集*11
<2022年11月16日>
今月号は6日に届きました。
毎月巻頭に掲載される「さくやこの花」は
馬場あき子先生が自作を1首取り上げて書いておられます。
今月で第142回。
2011年刊行の歌集『鶴かへらず』所収の
次の作品について執筆なさっています。
初心とはいつでも帰れる貌をして傍らにありてすでに帰れず
馬場あき子
拝読するとドキッとする1首です。
「さくやこの花」は
歌林の会(かりん)のサイトで第1回からご覧になれます。
私の月詠は山花集に載っていました。
山花集は2018年に設けられた、
本欄会員の作品から編集委員のかたが選んで
掲載される2ページです。
先月に続いて掲載されていて、励みになりました。
11回目になります。
ありがとう存じます。
今月の連作には「梅社宅」という題をつけています。
私が生まれ育ったところには炭坑がありました。
子どもの眼が外から見た炭坑を詠んでいます。
一山一家掲げて職員住宅のすそに炭住広がりていき
キム・英子・ヨンジャ
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